今回、久しぶりに南フランスへ行ってきました。
最初に宿泊した、マルセイユのB&Bがとてもすてきで、
全身を使ってやっと開けられる重いドアを開けて、
ぐるぐると螺旋階段を、長旅であと少しになった力を振り絞って上ると、
そのまま住んでしまいたくなるような部屋がありました。:)
ベランダには、日差しを浴びる植物が無造作に並んでいて、
何十年、何百年も前の建物を少しずつ改造して、
現代でも素敵に利用している様には、いつも関心させられます。
何回塗ったであろう分厚いペンキ、何人に踏まれただろう味のある床、たまりません!
古いこと・古いもの・再利用が決して特別なものではなく、
現代の暮らしの中に当たり前にあり、そうして暮らしている感覚が染み付いていて
それに触れるたび、何だか嬉しくなってしまうのです。