
"Rotation" @SPOYLER STUDIOS
05.17ー06.1
丸くないのに転がり続けるスフェリコン。
転がる様子を眺めていると、何だか生物のようにも見えてくる不思議な魅力がある。
1969年 「メビウスの輪は立体でも作ることができるのではないか?」という
イギリスの家具職人コリン・ロバーツの発想から作られた立体 “スフェリコン” は
平面上で転がすと重心は常に同じ高さで転がり、全ての面が地面に接触しながら移動していきます。
一方、中心間距離が少し異なる “オロイド”はさらに古く、
1929年ドイツの彫刻家であり数学者であったパウル・シャッツによって発見された幾何学的立体です。
同じ大きさの円盤が繋がったオロイドもまたやや鋭さを感じつつ滑らかに転がっていく姿に何とも愛らしさを感じます。
今回スタジオに集まったこのユニークな物体を制作しているのは、鹿児島を拠点とする<Roam>の松田創意さん。
樹脂、木材、鉄、陶器など様々な素材を操る松田さんならではのスフェリコン・オロイドが集まります。
数えきれないほどの作品、すべて異なる色合いです。
自宅やワークスペースなどのオブジェ、アートピースにじっくりとお選び下さい。




*5/25(Sun)までOEUVRE店舗は店休とさせて頂きます。
なお、OEUVREの一部商品はSPOYLER STUDIOSでもお買い求め頂けます。